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マンション立体駐車場建て替え・増築
マンションの駐車場建て替え(リニューアル)・増築を検討する場合には、下記の流れをしっかりと把握することが必要です。
「駐車場委員会」は必ず設置しなければいけないわけではりません。しかし、設置することで駐車場業者との打合せや居住者の皆様の合意形成がスムーズに行うことができます。
マンションでは、通常「理事会」がありますが、「理事会」だけでは駐車場のリニューアルに向け 意見の 統一が図れなくなる事があります。
その際、分科会として「駐車場委員会」の設置をお勧めします。 「駐車場委員会」で様々な意見を集約し、その結果を「理事会」「総会」にて承認する事となります。
駐車場のノウハウに精通した業者、「自走式立体駐車場メーカー」を選定する事をお勧めします。
駐車場ならではの専門技術を持っていないと利用者の利便性・安全性に適した駐車場にならない事があります。
また、認定駐車場を適用出来るケースでは、認定駐車場ならではのメリットがあります。
※自走式立体駐車場メーカーとは、駐車場を設計から施工まで一貫して行う会社ことを言います。
法適合の調査確認を行った上、現地の状況を確認します。
お客様の要望を聞きながら、立地条件に最適なプランで、最適なコストパフォーマンスを実現すると共に利用者にとって使い易い駐車場とする事が必要となります。
工事場所:神奈川県伊勢原市
築造面積:1,194.5 ㎡
駐車台数:135台
工事概要:1層2段・フラット式
老朽化した2段式機械駐車場のランニングコスト及びメンテナンスコストを削減する為、メンテナンスフリーの自走式駐車場に建替えしました。
機械操作やシステムトラブルの煩わしさからも開放され、利用者の利便性が向上されました。
工事場所:埼玉県戸田市
築造面積:2,325.28 ㎡
駐車台数:114台
工事概要:1層2段・フラット式
フラット式 老朽化した機械式駐車場を取り壊し、自走式駐車場に建替えました。
フラット式の設計で利用者にも使い易い設計にしました。
業者(自走式立体駐車場メーカー)から見積を取ります。
改修プランと見積内容を検討して、施工業者を決定します。
仕様や支払い方法を決定します。
駐車場委員会(或いは理事会)にて、工事の説明会を開催して、居住者の了解を得ます。
各種行政への申請・届出を行います。
実際に工事が始まります。
施工業者に第三者で結成された「安全パトロール委員会」を設置させて定期的に巡回をしてもらいます。
順調に工事が進んでいることを定期的に確認します。
着工から完工までに行う品質検査を、設計者やメーカーの技術者によって点検させます。
施工の品質については、検査する人によって微妙に差がある場合がありますので、必ず施主自身でも確認するようにしてください。
最終的な点検および品質確認後、足場を解体します。
施工業者から施主へ、正式に引き渡されます。
完工後、自走式駐車場の場合には、基本的に管理組合様にて駐車場のメンテナンスを行いますが、施工業者によっては、定期的に点検を実施してくれるところもあります。
機械式駐車場の場合には、専門業者に委託する形になります。